【大井・ブリリアントC】ランリョウオー 4度目の重賞制覇!まさに横綱相撲

[ 2023年4月21日 05:00 ]

2番手から抜け出してブリリアントCを制したランリョウオー
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 「第6回ブリリアントカップ」が20日、大井競馬場で行われた。2番人気のランリョウオーが直線2番手から抜け出し優勝、4つ目の重賞タイトルを手にした。同馬と2着スワーヴアラミスには「第68回大井記念」(S1、5月24日、大井)への優先出走権が与えられた。

 まさに横綱相撲の勝利だった。スタートから出して行くと逃げたデュードヴァンの直後のポジションを取ってベタマーク。1F12秒台のペースでゆったり流れたが、それにもきっちり折り合った。直線を向いてからの切れ味勝負。残り200メートルでデュードの外に並びかけるとそこからは右ステッキの連打。残り50メートルで突き放すと最後は外から追い込んだスワーヴも3/4馬身振り切ってゴールに飛び込んだ。

 「前走の金盃の時に馬の走りが復活していたのを感じていたので強気に乗ろうと思っていた。ペースに恵まれたが、いいリズムで走れたしやっぱり力のある馬」と本橋は納得の表情で振り返った。これが区切りの地方通算1800勝となった小久保師も破顔一笑。「(自分は)本当はもっともっと勝たなきゃいけない。次は大井記念」と同レース連覇へ視線を向け、勝ち星に加えてのタイトル量産をもくろんでいた。

 ◆ランリョウオー 父パイロ 母ファビラスタイム(母の父シンボリクリスエス) 牡5歳 浦和・小久保智厩舎 馬主・糸井政三氏 生産者・北海道新ひだか町の桜井牧場 戦績21戦11勝 総獲得賞金1億5375万円。

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2023年4月21日のニュース