チャンスドゥアスク期待の初陣！ディープインパクト最終世代“大トリ”

運動を行うチャンスドゥアスク（撮影・亀井直樹）
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　19年にディープインパクトが天国に旅立ち、産駒は現3歳が最終世代。国内に6頭しかいない産駒で最後のデビューとなるのがチャンスドゥアスク（牝＝梅田）だ。阪神土曜5R・3歳未勝利（芝2000メートル、牝馬限定）に鞍上・岩田望で出走する。

　母は米G1勝ちの実績があるワッツダチャンセズという良血で、21年セレクトセールで1億2000万円（税抜き）で取引された。昨秋ゲート試験に合格し、成長を促すため放牧。1月に再入厩し時間をかけて態勢を整えた。12日の最終追いは坂路4F56秒9～1F13秒0。アスクアンビシャス（3歳未勝利）と併入した。「体質面の弱さや体力がなかったりで、じっくりやってきた。体の柔らかさがある。体重は450キロくらい。最初、入厩したときは410～420キロだったので、いい感じに増えてはいる」と梅田師。「最後のディープ産駒だから、いろいろな意味で注目されるよね」と期待を込めた。偉大な父から受け継いだ能力の片りんを示すか。