【住之江ボート・スポニチ創刊75周年記念「第57回なにわ賞」】山崎郡　逃げ切って今年初優勝

なにわ賞を制した山崎郡が優勝カップを手にガッツポーズ
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　ボートレース住之江のスポニチ創刊75周年記念「第57回なにわ賞」は最終日の14日、第12Rで優勝戦が行われ、1番人気に支持された山崎郡（33＝大阪）がインから逃げ切って今年初優勝を決めた（通算では昨年12月3日の多摩川以来17回目。住之江では20年3月25日以来2回目）。2着は石田政吾が競り勝ち、田村隆信が3着。3カドから勝負に出た藤山翔大は6着に終わった。

　強烈伸びを誇る藤山が確かに伸びてきたが、山崎郡の足も負けてはいない。スリット後に伸び返して1マークは先マイを決めた。オール舟券貢献の走りで予選トップ通過から王道V。全ては「エース機になるだけじゃなくて、グランプリまで行くエンジンだと思いますよ」と絶賛する16号機のおかげだと振り返る。

　歴史ある「なにわ賞」はぜひとも獲りたかったタイトルだった。「小さい頃からずっとスポニチを読んでるので、なにわ賞は優勝したかったんです」とリップサービスも添えてくれた。