【別府・G2ウィナーズC】12R 井上 古性が脇本を差し切る、吉岡 脇本を破るなら郡司

[ 2023年3月19日 05:00 ]

“鬼脚”井上茂徳 “F1”吉岡稔真 最強ライントーク
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 吉岡 初日特選を振り返る。10Rは北井が逃げて番手から出た郡司を森田が差した。単騎戦の森田は位置取りが好結果になった。

 井上 北井が前受けの展開なら突っ張りが予想される。犬伏は1番車だけにスタートを取れば違う流れになった。新山響は考えたレースで踏み出しも良かったが郡司のブロックで止まった。

 吉岡 11Rは古性に任された石塚が仕掛けたが野口の先行意欲が違った。山口が南関勢の後ろを確保していれば古性も厳しくなった。また山口がHから仕掛けていれば違う結果になった。

 井上 赤板から激しい流れになり古性は瞬時の判断で南関勢に切り替えて捲った。後方で脚をためていた単騎戦の新田と松浦が1、2着だったが混戦に対応した古性はさすがだった。

 吉岡 12Rは注目の脇本が内容のある走りを見せた。差されたけど(山田)庸平はタテ脚があるし松山記念を優勝した勢いもある。感覚は脇本本人にしか分からないが初日の走りから大丈夫に見える。

 井上 脇本は状態に不安がある中で責任感ある走りを見せた。同期の庸平に差されたとはいえ大きな気持ち、そして考えたレース運びをしたと思う。

 吉岡 きょう2日目はSS6人が対戦する毘沙門天賞がメイン。豪華メンバーだが脇本と古性の<1>=<9>から入るのが自然。

 井上 先手は平原に任された森田か嘉永だが脇本との脚力差は明らか。脇本が最終的にねじ伏せて古性とのゴール前勝負だが古性の差し<9><1>を本線に推す。

 吉岡 長い距離を踏めるようになっている嘉永の先手とみる。庸平はタテ脚があるが脇本のスピードに合わせて出るのは厳しい。脇本を破るとすれば郡司が脇本より先に自分のタイミングで捲ったケース。<5>=<7>、<5>=<9>を追加する。

 井上 実力者の単騎3人の中では近況と初日の動きから郡司がやや優勢。大穴は脇本が森田と踏み合ったケースで嘉永の動きに乗る庸平の一発。

 吉岡 二次予選からは11R。新山響と松井の対決が焦点の一つだがSSになり迷いがある新山響より、競輪に専念している松井に勢いがある。松井の番手の和田健から<3><7>、<3><5>、<3><4>。新山響が不発で小松崎が自力に転じたケースの<9>=<5>も。

 井上 私は7Rで太田を抜てきした。先行は野口だが渡辺一と松岡も仕掛けるし野口も脚を使う。トップスピードの高い太田が前団を捉えて<8><1>、<8><2>、<8><4>。

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2023年3月19日のニュース