【佐賀競馬・はがくれ大賞典】12日出走 中央から佐賀に今年転入したヒストリーメイカーに注目 予想印を公開

[ 2023年3月10日 12:00 ]

中央から佐賀に今年転入したヒストリーメイカー
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 今年度の佐賀競馬古馬長距離路線締めの一戦である「スポニチ杯第20回はがくれ大賞典」(地方全国交流/距離2000メートル/1着賞金600万円)が12日9R(18時15分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。今大会、近5年で4勝、現在2連覇中の〝はがくれの鬼〟こと兵庫のエイシンニシパが不在で混戦ムードが漂う。

 ◎④ヒストリーメイカー 中央から今年佐賀に転入。転厩初戦の前走2月姫路「白鷺賞」は中団で脚を溜め2周向こう正面で早めに先頭に躍り出ると同大会2連覇中で重賞11V、兵庫の英傑ジンギと、今大会でも相まみえるグリードパルフェをおさえて重賞初Vを飾った。JRA時代は20年2月阪神オープンの「仁川S」V。他にもGⅢ戦で実に4度2着の実績がある。地力は確かで名実ともに佐賀の顔になるべく邁進する。

 ◯②メイショウワザシ 現在は大井所属だがJRA時代は20年3月中山「総武S」でオープン勝ちがあるうえJRA重賞の経験も豊富だ。重賞初Vは昨年8月笠松「くろゆり賞」。続く初の佐賀遠征となった9月新設重賞「鳥栖大賞」では2着に入線している。近2走は大敗を喫したが今大会と同距離で同舞台の「鳥栖大賞」を経験しているのは大きく巻き返しは十分だ。

 ▲⑦グリードパルフェ 船橋所属時には3歳重賞で2度の2着がある。その後は高知に移籍して5歳大ラス戦の21年年末の高知「高知県知事賞」で重賞初制覇を果たした。前走「白鷺賞」はヒストリーメイカー、ジンギには及ばなかったものの3着。上がり3ハロンは前記両馬を上回っており、しまいの勢いは十分にあった。今大会も同距離で争覇圏内にいる。

 ☆⑨アイリッシュセンス JRAでデビューし、昨年まで13戦して2勝ながら2着5回、3着2回と力戦を演じ今年佐賀に転入。転厩初戦の2月1800メートルA級戦「九重連山賞」を危なげなく制した。その走りから初2000メートル戦も克服可能とみる。

 △⑥ウノピアットブリオ 19年12月佐賀グランプリ「中島記念」、20年7月「佐賀王冠賞」と重賞2Vをマークしたが、その後は調子が上がらなかった。だが前走前哨戦の準重賞「鏡山賞」は内側をスムーズに駆け上がり約2年8カ月ぶりのV。底力は侮れない。

<スポニチアネックス予想班>

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2023年3月10日のニュース