【京都記念】競走中止のエフフォーリアは心房細動 JRAが発表、鹿戸師「急に止まって…」

[ 2023年2月12日 16:15 ]

G2・京都記念 ( 2023年2月12日    阪神芝2200メートル )

<京都記念>ゴール前で競走を中止したエフフォーリア(撮影・須田 麻祐子)
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 復活を期した21年の年度代表馬のエフフォーリア(牡5=鹿戸)は、決勝線手前でまさかの競走中止となりゴールできなかった。

 2番手を追走したものの、ずるずると後退し、直線を迎えるまでに後退。他の馬に関係なく、競走を中止し横山武史が下馬。「積極的に行って良かったが…。(横山)武史も道中いい感じやったっと言っていた」と途中までは快調だったことを明かした鹿戸師は、「急に止まって心房細動みたい。仕方ないですね。これから見てきます」と話した。その後、JRAから心房細動と発表された。

 ▼心房細動 心臓に異常な電気信号が起こり、心房が規則正しいリズムを失う不整脈の一種。競走馬がレース中に発症すると、血液を全身にうまく送り出せなくなるため、急激に失速する。人間の心房細動と異なり、全く異常のない競走馬がレース中に突如として発症し、特に治療を行なわなくても治癒するものがほとんど。

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