【中山4R新馬】クリニクラウン差し切りV　原「これだけ脚を使えたことに驚いた」

　中山4Rの3歳新馬戦（ダート1200メートル、牝馬限定）は、4番人気クリニクラウン（小手川）が快勝。出遅れたが、徐々に中団へ押し上げて直線へ。好位から抜け出したハクサンブリエを、外から豪快に差し切った。勝ちタイムは1分13秒8（良馬場）。

　騎乗した原は「前に行こうと思っていたが、ゲートを出てもたついたので、しまいを生かす競馬に切り替えた。遊びながら走っていたし、ハミを取ったのはゴールを過ぎてから。まだ左手前（軸脚）も弱い中で、これだけ脚を使えたことに驚いた。先々が楽しみ」と好評価。小手川師は「千二か千八か迷ったが、現状の体力を考えて牝馬限定のここへ。今後は距離を延ばしていきたい」と話した。