【中山大障害】6着で引退オジュウチョウサン 和田正師「頑張ってくれた」「本当に偉大な馬」

[ 2022年12月24日 15:57 ]

J・G1中山大障害 ( 2022年12月24日    中山障害4100メートル )

<中山大障害>6着でレースを終えたオジュウチョウサン(撮影・郡司 修)
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 希代の名ジャンパー、オジュウチョウサン(牡11=和田正)が、完全燃焼の6着で現役生活に別れを告げた。

 13年にデビュー。通算40戦で引退レースとなった中山大障害は勝利は届かなかったものの、大きな拍手を浴びて完走。最後まで全力を尽くした。

 「本当に気力を絞って走ってくれた」とした和田正師は、「結果を出せず申し訳ない。夏にうまく調整がいかなかった部分があった。やれることはやったつもりだが、本当に良かったのかな、と思うところもある。ただ、オジュウは頑張ってくれた。無事で良かったです」と話した。

 今後は坂東牧場で種牡馬入りの予定。「本当にファンからたくさんの声援をいただいた。凄くありがたい。オジュウの力にもなったと思う。オジュウが無事に走って勇気が出た、力がわいたというのを聞いて本当に偉大な馬だと感じました」とし、「日付けは決まっていないが、年明け10日ごろに坂東牧場に行くつもりです」と説明した。

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2022年12月24日のニュース