【中山大障害】オジュウチョウサン、6着でラストランV届かず…完全燃焼で現役生活に別れ

[ 2022年12月24日 14:51 ]

J・G1中山大障害 ( 2022年12月24日    中山障害4100メートル )

<中山大障害>大生垣を飛越するオジュウチョウサン(左から2頭目)、右手前はニシノデイジー(撮影・郡司 修)
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 希代の名ジャンパー、オジュウチョウサン(牡11=和田正)が6着となり、完全燃焼で現役生活に別れを告げた。ニシノデイジー(牡6=高木)が制した。

 13年にデビュー。通算40戦で引退レースとなった中山大障害は6着で勝利には届かなかったものの、大きな拍手を浴びて完走。最後まで全力を尽くした。

 主戦の石神はラストランを前に「不思議と寂しさはない。今はただ無事にレースを終えてほしい。そして平穏な余生を送ってほしい。まずは落ちないように、人馬共に無事でゴールしないといけない」と言えば、「無事に回ってきてほしい。この一言に尽きます」と和田正師。陣営の願い通り、無事にゴールを駆け抜けた。

 オジュウチョウサンは父ステイゴールド、母シャドウシルエット(母の父シンボリクリスエス)の血統で、通算40戦20勝(平地8戦2勝)。18年には武豊とのコンビで有馬記念にも出走して9着に入った。

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2022年12月24日のニュース