史上5人目新人50勝の今村聖奈 笑顔にガッツポーズも「本当にうれしく思います」自厩舎の馬で節目到達

[ 2022年12月17日 14:11 ]

<中京5R>ベンダバリラビアに騎乗し、JRA通算50勝を達成し笑顔で記念撮影する今村(中央左)(撮影・椎名 航)
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 女性年間最多勝を更新している今村聖奈(19=寺島)が17日、中京5Rをベンダバリラビアで制し、史上5人目となるルーキーイヤーのJRA年間50勝に到達した。

 3月13日、ブラビオでの初勝利から約9カ月。1960年の加賀武見(58勝)、87年の武豊(69勝)、96年の福永祐一(53勝)、08年の三浦皇成(91勝=新人年間最多記録)に続いて新人50勝を達成した。

 19歳は笑みを浮かべ、ガッツポーズも。「ブラビオで最初に勝たせていただいてから、ここまでたくさんの方にサポートしていただき、本当にいろいろな経験を積ませてもらった関係者はじめ、馬に本当に感謝しています。おかげさまで50勝という節目の勝利をさせていただきました。一番お世話になっている寺島厩舎の馬で50勝を決めることができたので本当にうれしく思います」と喜びを口にした。

 28日のホープフルSはスカパラダイスでG1初騎乗も決まった。「ホープフルSに乗ることが決まってから、すごくいい馬たちがピックアップされている中で結果で恩返ししたいと思っていた中でこうして勝たせていただいて良かったなと思います」。充実の22年も残すはわずか。「最後まで一頭一頭の特性を生かしたレースがしたいなと思いますし、これから先もたくさんの方々に応援され、サポートしてもらえるようなジョッキーでありたいと思います」と前を見据えていた。

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