【エリザベス女王杯】ジェラルディーナがG1初制覇! 7冠ジェンティルドンナ娘が念願タイトル

[ 2022年11月13日 15:45 ]

G1・エリザベス女王杯 ( 2022年11月13日    阪神芝2200メートル )

<エリザベス女王杯>C・デムーロが騎乗したジェラルディーナが勝利
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 秋の女王決定戦は、ジェラルディーナ(牝4=斉藤崇)が制し、G1初制覇を飾った。重馬場で勝ち時計は2分13秒0。

 ジェラルディーナは父モーリス、母はG1を7勝したジェンティルドンナ(母の父ディープインパクト)の血統で通算16戦6勝。重賞は今年のG2・オールカマーに続く2勝目となった。

 騎乗したC・デムーロは18年の阪神ジュベナイルF以来のG1通算4勝目で、エリザベス女王杯は初勝利。「素晴らしい日本のG1で勝ててすごくうれしかった。応援もすごくあって、こういう場所で勝ててうれしい。いい手応えで回れて、最後もいい瞬発力で直線向いてくれた。今日は強い競馬をしてくれた」と振り返った。

 斉藤崇師は21年ホープフルS以来のG1通算7勝目となった。

 ▽エリザベス女王杯 1970年、3歳牝馬の3冠最終戦として創設された「ビクトリアカップ」が前身。75年にエリザベス女王が来日したことを記念して、翌年に現在の「エリザベス女王杯」に改称された。当初は2400メートルで施行されていたが、古馬牝馬の競走体系改善に伴い、96年に出走条件が3歳以上に変更されたのと同時に、距離も2200メートルに短縮された。

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