【下関・ルーキーS】定松 4コース捲りでデビュー初V!峰の弟子が勝負のチルト2度、会心コンマ05

[ 2022年9月15日 05:00 ]

表彰式の定松(左)と今村豊氏
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 定松が豪快捲りで初V――。ボートレース下関の「ルーキーシリーズ第15戦スカパー!・JLC杯争奪 今村豊メモリアルプリンスカップ」は14日、第12Rで優勝戦が行われ、定松勇樹(21=佐賀)がチルトを2度に跳ね、4コース捲りでデビュー初Vを飾った。

 「スタートは見えているつもりだったので、勝つには捲りと思った」。4コースの優勝戦は自身初のチルト2を選択、コンマ05の会心のスタートで一気に捲り切った。5節連続優出の勢いに乗り、10回目の優出で待望の初Vとなった。

 「素直にうれしい。師匠の峰さん、世話になっているグループの皆さんに知らせたい。機歴は良くないエンジンだったが、いい調整ができて、うまく上向かせられた。スタートはちょっと様子を見て、いいのが行けました。いつもの体感じゃなかったので最後まで気を抜けなかった」とレースを振り返った。

 表彰式ではレジェンド・今村豊氏に「捲って勝ったのはルーキー戦らしくいいレースだった。ボート界を背負っていける選手だと実感した。努力を惜しまずに頑張ってほしい」と声を掛けられ、「いい自信になります。期待を裏切らないように努力していきたい」と今後の活躍を誓った。きっかけをつかんだ佐賀支部の好素材がここからスターダムへと駆け上がる。

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2022年9月15日のニュース