【函館記念】現在最も“旬”の牝系はシラユキヒメの一族

[ 2022年7月18日 05:00 ]

 ハヤヤッコのルーツとなるシラユキヒメは01年にデビューして未勝利のまま引退。その娘であるユキチャンがダート交流重賞3勝を挙げたのを皮切りに母系が繁栄。一族の出世頭であるソダシは昨年、5連勝で桜花賞を制覇。今年のヴィクトリアマイルでG13勝目を挙げている。ソダシとハヤヤッコは母が姉妹で、いとこ同士の間柄。シラユキヒメにとっての孫同士が、重賞ウイナーとして札幌記念で激突するのは興味深い。

 一族からは白毛ではないが、ユキチャンの孫であるメイケイエールが、今年5月の京王杯SCで重賞5勝目をマーク。芝短距離路線で活躍している。その他の現役馬ではダノンハーロックがダート4勝でオープン入り。ブッチーニは3勝クラスで好走を続けている。ソダシの全妹ママコチャは6月の阪神で2勝目と、芝、ダートを問わず幅広く活躍。今の国内で最も活気のある母系と言っても過言ではない。

 《白毛馬重賞8勝目》白毛馬によるJRA重賞はこれで8勝目。ハヤヤッコが19年レパードSで白毛馬による重賞初制覇。その後、ソダシが20年札幌2歳Sを皮切りにG13勝を含む重賞6勝を挙げている。

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2022年7月18日のニュース