【仏オークス】大野騎乗フォールインラブ 末脚勝負で大健闘5着 英オークス3着ナシュワV

[ 2022年6月19日 23:34 ]

大野拓弥騎手

 仏G1ディアヌ賞(仏オークス、芝2100メートル)は19日、パリ近郊のシャンティイ競馬場で17頭で争われ、今月から仏遠征中の大野拓弥(35=美浦・フリー)がフォールインラブ(牝3=清水裕、父シーザスターズ)に騎乗。15番ゲートからスタート後、内に入れて後方で脚をためると直線うまく前をさばき、5着に入った。単勝オッズ108倍の15番人気だった点を考えれば大健闘だ。大野は「フランスで伝統のあるG1にいきなり乗せていただき感謝しかありません。前が詰まらなければもう少し上があったかもしれませんが、良い経験をさせていただきました」と語った。

 1番人気に支持された英国馬ナシュワ(牝3=J&T・ゴスデン、父フランケル)が女性騎手のホリー・ドイル(25)を背に追い比べを制して勝利。英オークス3着から中1週でタイトルをものにした。

 同レースの近年の勝ち馬には09年スタセリタ(17年オークス馬ソウルスターリングの母で今年の桜花賞&オークス馬スターズオンアースの祖母)や13年トレヴ(13年凱旋門賞で2着オルフェーヴルに5馬身差V、14年に連覇)、20年ファンシーブルー(父ディープインパクト)など日本競馬界とも縁のある馬が名を連ねている。

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2022年6月19日のニュース