【函館3R】ルーキー鷲頭、両親の前で勝利「気負わずにいきました」

[ 2022年6月19日 11:54 ]

 今年の新人で函館出身の鷲頭虎太(18=千田)が、函館3R未勝利戦(牝馬限定、ダート1000メートル)のエヴリーサンクス(牝3=小手川、父パイロ)でゴール前差し切り勝ち。駆けつけた両親の前で、土曜1Rに続く地元での勝ち星を挙げた。

 父の日のプレゼントとなった通算3勝目に、鷲頭は「ブリンカーを着けて変わっていると厩舎の方には聞いていました。ゲートを出て思ったほど行けなかったですが、流れていた分ためが利いた。届いてほしいと思って追った。チャンスのある馬に乗せてもらって、結果を出せて良かった。(両親が来場していたが)気負わずにいきました」と笑顔がはじけた。

 鷲頭の実家は函館市内で「Pain屋」というパン店を営んでいる。日曜日は定休日のため、先週に続いて両親が来場。「ゴール前で叫びました」という母・悦子さん(47)は「とにかく迷惑を掛けず、人馬とも無事にゴールできて良かったです。連絡はちょくちょく来ています。お友達も来てくださって、それも励みになっているみたいです」とほほ笑んだ。父・幹彦さん(48)は「(前日の勝利は)ラジオで聞きながら仕事をしていました」と、息子からの連日の父の日のプレゼントを喜んでいた。

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2022年6月19日のニュース