【船橋・報知グランプリカップ】85年はロッキータイガーがV!秋にはジャパンC2着・船橋ケイバ列伝

[ 2022年2月16日 05:30 ]

4度目の重賞制覇を狙うギガキング(TCK提供)
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 報知グランプリカップは1964(昭和39)年に創設された重賞競走。98年まではサラブレッド系・アングロアラブ系混合、4歳(当時5歳)以上のオールカマー競走として実施された。南関アラブ系番組廃止に伴い、99年にサラ系競走に変更。格付けはS3。

 85年には桑島孝春騎乗の名馬ロッキータイガー(牡5=船橋・泉)が優勝。同馬はこの年秋にG1ジャパンカップ(東京芝2400メートル)に挑戦。“皇帝”シンボリルドルフの2着と大健闘した。05年覇者は張田京騎乗のジーナフォンテン(牝7=船橋・熊坂)。昨年の川崎記念、かしわ記念を制した船橋所属馬カジノフォンテンの母だ。

 また、20年はサルサディオーネ(牝6=大井・堀)がV。中央からの移籍2戦目だった当レースで念願の重賞初制覇を成し遂げた。この年と昨年、ダートグレードでも勝ち、2年連続(20、21年)で地方4歳以上最優秀牝馬に輝いた。

 このレースで設定されている優先出走権は1~3着がS2京成盃グランドマイラーズ(3月24日、船橋1600メートル)、1~2着がG2ダイオライト記念(3月23日、船橋2400メートル)。優勝馬には加えてG1かしわ記念(5月5日、船橋1600メートル)の優先出走権も与えられる。

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2022年2月16日のニュース