【中山金杯】“年男”津村 タガノディアマンテとのタッグでバースデー重賞へ!「力ある」

[ 2022年1月4日 05:30 ]

津村明秀(撮影・郡司 修)
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 タガノディアマンテの津村は金杯当日の5日が誕生日。この時期の“バースデー取材”はもはや美浦の恒例行事だが、今年は12年に一度、年男の要素も加わった。津村は「なんだか年男って久々ですけど、最近は年を取ったのか本当に(日がたつのが)早く感じます。皆さんもそうじゃないですか?」と頭をかいた。

 同馬はここが約1年ぶりの実戦(21年AJC杯9着以来)。栗東所属馬で状態面は未知数だが、20年ステイヤーズSでは津村の手綱で2着に好走している。19年きさらぎ賞2着と早くから頭角を現した実力馬。津村は「力はある馬ですからね。久々がどうかということはあるけど、2000メートル自体は全然大丈夫だと思う」と話した。
 22年の目標は、具体的な数字の設定をせず「ケガなく健康に乗ること」。ベテランの域に足を突っ込んだ年男は「結局そうじゃなきゃ勝てないんです。G1(初勝利)も焦っても仕方がないので。昨年の後半は結構新馬で勝たせてもらったので、今年はチャンスを広げていきたい」と冷静に抱負を口にする。無駄な力みはなく、どことなく漂う余裕。大仕事の予感だ。

 ◇津村 明秀(つむら・あきひで)1986年(昭61)1月5日生まれ、千葉県出身の35歳。04年3月デビュー。同3月21日の中京5Rマグマヴィーナスで初勝利。JRA通算540勝(4日現在)。重賞は京都金杯1勝を含む12勝。

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