ソダシ 次走はチャンピオンズCへ!血統はダート適性十分“二刀流”の活躍も期待

[ 2021年11月11日 05:30 ]

チャンピオンズCへ参戦が決まったソダシ(左)
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 秋華賞で10着に敗れた白毛馬ソダシ(牝3=須貝)の次走が10日、初ダート挑戦となるチャンピオンズC(12月5日、中京)に決まった。鞍上は引き続き吉田隼。須貝師はダート参戦について「汚れたくないけど」と前置きしつつ「今後も見据えて。古馬の牡馬とは重量差もあるし、血統背景が物語っているものもある。この辺で試してみるのもいいんじゃないかなと。距離的にも1800メートルはちょうどいい」と説明した。同レース(13年までジャパンCダートとして施行)に3歳牝馬が出走するのは09年ラヴェリータ(13着)以来で、勝てば史上初となる。

 母ブチコは全4勝をダートで挙げ、父クロフネは01年NHKマイルCなど芝で4勝した後の3歳秋に武蔵野S、ジャパンCダートを圧勝した。ソダシはここまで桜花賞など芝で重賞5勝を挙げてきたが、血統背景からダート適性は十分。二刀流の活躍が期待される。

 前走後は栗東近郊のノーザンファームしがらきに放牧に出され、5日に帰厩。この日は吉田隼を背にCWコースで併せ馬を行い、メガゴールド(3歳1勝クラス)を大きく追走し、手綱を持ったまま楽に先着した。馬なりで6F83秒5~1F12秒0をマーク。指揮官は「体調もいいね」と好調をアピールしていた。

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2021年11月11日のニュース