【秋華賞】マカヒキに続け!友道厩舎、今週はミスフィガロでVだ

[ 2021年10月13日 05:30 ]

 【G1ドキュメント・栗東=12日】京都大賞典はこっそり推していたマカヒキが復活V。万里絵が競馬に出合った16年のダービー馬かつ、誕生日が1日違いという理由でファンになった。競馬記者になる前に、生観戦した19年ジャパンC(4着)はしびれた。そんな思いもあり、記者になってからはほとんどのレースで印を回してきた。栗東に異動になり、先週初めてマカヒキの取材へ。なかなか好感触だったのに、△しか打てなかったのが悔やまれる。でも、凄くうれしい。マカヒキ、おめでとう!

 友道師も凄くうれしそうだった。そして、今週も同厩舎&同オーナー(金子真人ホールディングス)のタッグで秋華賞にミスフィガロがスタンバイしている。同厩舎のもう1頭のダービー馬ワグネリアンの全妹という良血だ。初勝利まで5戦を要したが1勝クラスも連勝し、前走の紫苑Sは12番人気ながら3着と大健闘した。前走は「ゲートの1歩目が悪く、あの位置からだと厳しかった」と友道師が話すように、スタートはふんわり。後方追走となり、上位2頭を差し切れなかった。だが開幕週の内有利の馬場で外から弾むように鋭く伸びて、能力の片りんをうかがわせた。

 400キロちょっとの小柄な牝馬。前走は中山への輸送がありながら、8キロ増の416キロで出走できた。春から着実に力をつけ、トレーナーも「骨格が大きくなって幅も出たし、ボリュームもあり、そんなに小さい感じはしない。今回は長距離輸送もないし、現状維持くらい」とうなずく。穴っぽい存在だが取材の感触が良く、前走の末脚を思い出すと全く侮れない。今週も友道厩舎、同じ勝負服で再現Vがあるかも!?

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2021年10月13日のニュース