【佐賀・九州ジュニアチャンピオン】3日発走 名馬への登竜門レース 有力馬を紹介

[ 2021年10月2日 05:30 ]

好位から軽快に抜け出しを狙うユウワクスレスレ
Photo By 提供写真

 佐賀デビュー馬限定で争われる“2歳佐賀っ子No・1決定戦”「第32回九州ジュニアチャンピオン」(距離1400メートル)が3日第6レースでゲートイン。

 今年は能力的に突出した馬が不在で軸選びが難解だが前走内容を重視してユウワクスレスレに白羽の矢を立てる。ユウワクスレスレは6月デビューからここまで4戦2勝。前走9月のステップレース(1、2着に今大会の優先出走権が与えられた)「シリウス特別」は7頭立て6番人気で迎えた。ノビノビと2番手追走の形から3コーナー前には先頭へ。直線に向いて1番人気のブリュットミレジメに抜かれかかったが二枚腰を発揮しハナ差で勝利した。今回も前走と同距離の1400メートルで持ち時計も最上位。再度好位から軽快に抜け出すか。

 逆転の筆頭候補はムーンオブザクインとみる。ユウワクスレスレと同様にデビューから掲示板を外さぬ安定感がある。中団から早めに押し上げを図りたい。

 3戦2勝のブルーデイジーも将来性は豊か。2戦目には中央芝の「フェニックス賞」(小倉・1200メートル)に挑戦して振るわなかったが、その他ダート2戦は逃げ切り快勝。先行力は侮れない。

 1400メートル戦は初となるクライストロンも好出脚を装備しており怖い。8月1300メートル戦でユウワクスレスレを相手に初勝利を挙げたサンカハラにも警戒したい。

続きを表示

2021年10月2日のニュース