【凱旋門賞】クロノジェネシス父娘制覇へ!斉藤崇師「追い切り後も順調」

[ 2021年10月2日 05:30 ]

 クロノジェネシスは1日、エーグル調教場(ウッドチップ直線コース)で単走で6Fのキャンターを行い、態勢を整えた。斉藤崇師は「(9月29日の)追い切り後も順調に来ています。このまま無事にレースに向かえればと思います」と話した。ゲート番は14番に決まったが「駐立があまり良くない馬なので、枠入りが最後の方になる点は良かったです」と歓迎した。

 父バゴは04年の凱旋門賞馬。勝てば日本馬として初だけでなく、父娘制覇の偉業になるだけに、現地フランスでの注目度は高い。パリロンシャン競馬場があるパリは、週末にかけて雨予報。やや重【3・0・0・0】、重【1・0・0・0】と道悪の鬼であるクロノジェネシスにとっては、天気も味方してくれそうだ。トレーナーは「枠も決まりましたし、ゲートを出てからはマーフィー騎手に任せようと思います」とアイルランドの名手に託した。

 ▽パリロンシャンの天気と馬場 パリは土曜夜から日曜朝にかけて15ミリ以上の雨量。当日の予想気温は16度で、馬場状態は日本競馬での「重」見込み。やや強めの風が吹いているが、馬場が乾くほどではない。

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2021年10月2日のニュース