【オールカマー】ロザムール 秘めた“逃争心” 上原師「大外を楽な感じで」上々の時計

[ 2021年9月24日 05:30 ]

単走で追い切るロザムール(撮影・村上 大輔)
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 「第67回オールカマー」の追い切りも行われ、ロザムールが上々の動きを披露した。

 午前6時の開門直後。ロザムールはWコースを軽快に駆け抜けた。単走で徐々にピッチを上げ、直線は外ラチ沿いへ。5F68秒6~1F11秒9。上々の反応で目下の勢いを体現した。

 動きを見守った上原師は「いつものパターンで単走で。先週は直線で気合をつけたが、きょうは大外を回って、楽な感じで同じような時計が出ている。この馬なりに順調にきた」と穏やかな表情で切り出した。

 5歳を迎え、充実一途。年初の中山金杯4着。3月中山牝馬S(2着)は大雨の不良馬場でも懸命に逃げ粘り、鼻差惜敗。そして前走・七夕賞も逃げ粘って2着。あと一歩で重賞Vに届くところにきている。地震の影響で新潟に舞台が替わった2走前の4月福島牝馬S(13着)以外は安定した成績を残している。指揮官は「新潟は直線が長くて向かなかった。中山や福島のような直線の短いコースが合うので、七夕賞の後は放牧を挟んでここを目標にした」と参戦経緯を語る。

 中山芝は【2113】と好実績。「何頭か前に行く馬はいるけど、できればハナが理想。2200メートルに延びる分、序盤ゆったりと入れれば」と先行力に託す。

 10年ジャパンC優勝馬の父ローズキングダムには産駒のJRA重賞初制覇が懸かる。G1優勝馬グローリーヴェイズ、レイパパレも参戦するここでも粘走すれば、同距離のエリザベス女王杯(11月14日、阪神)も夢ではない。「別定戦のここで、どこまでやれるか。(自身の)賞金的には女王杯も出られそうなので…。そこに向けてつながるようなレースができれば」と夢のGI初参戦を視界に入れ、好走を祈った。

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