【新馬戦総括】末脚魅力 ステルナティーア&フォラブリューテ

[ 2021年8月10日 05:30 ]

 レースぶりにスケールの大きさを感じたのが新潟マイルで勝ち上がったステルナティーアだ。超スローの上がり勝負、4角8番手の外からグイッと伸びた。上がり3F32秒7の末脚は特筆もの。全兄ステルヴィオは2歳時から活躍、17年朝日杯FS2着の実績を持つ。翌年にはマイルCSを制した。妹も上を意識できる勝ちっぷりだった。

 新潟からは同じ芝マイルのフォラブリューテも楽しみ。直線でエンジンを吹かすと一気伸び。ラスト2Fのレースラップ11秒1→11秒4の中を差し切った。いかにも切れる牝馬といった印象。母ブルーメンブラットは08年マイルCSを含む重賞2勝。良血が幸先のいいスタートを切った。

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2021年8月10日のニュース