【新馬戦総括】ラニュイエトワール 気性面改善すれば楽しみな逸材

[ 2021年8月3日 05:30 ]

<新潟5R・新馬戦>レースを制したラニュイエトワール(右端)=撮影・郡司 修
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 将来性込みで3頭にA評価をつけた。土曜函館芝6Fはダイワメジャー産駒ソリッドグロウは後続に7馬身差をつける圧勝。五分のスタートから二の脚がついてハナへ。余力たっぷりで直線に入ると、スピードの違いで押し切った。全兄モントライゼは昨年の京王杯2歳S覇者。早期から走る血統で、距離の融通性もありそう。新潟芝マイルを制したラニュイエトワールは前半で折り合いを欠くも、追い出してからの反応が抜群。気性面が改善すれば、楽しみな逸材だ。

 日曜新潟芝1800メートルは断然1番人気ルージュスティリアが初陣V。道中は中団に控えて、4コーナー手前から徐々に前へ。前半5F、1分5秒9の超スローペースを上がり3F32秒7で差し切った。自在性と瞬発力を兼ね備えており、ポテンシャルは相当高い。

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2021年8月3日のニュース