石坂元調教師への過怠金「返還が妥当」判決 19年に管理馬から薬物、JRAの制裁30万円

[ 2021年7月2日 05:30 ]

石坂正師
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 今年2月に調教師を定年引退した石坂正氏(70)が、19年5月にJRAから受けた制裁処分の撤回を求めて行った行政および民事訴訟に対する判決が出たことを1日、明らかにした。

 19年4月28日の京都8Rで管理馬から規制薬物である消炎剤「ヒドロコルチゾン」が検出された問題。6月30日、大阪地方裁判所は石坂氏が求める行政処分の撤回を棄却する一方で「管理馬に対する注意義務を怠ったと断定できる材料がない。JRAが同氏に科した過怠金の30万円は返還が妥当」。こちらに関しては同氏の主張が通った格好だ。

 石坂氏は「根拠なき理由で過怠金を科されたことに対し、自身の正当性を認めてもらった」とコメントした。

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2021年7月2日のニュース