【大宮・開設記念】平原 記念連続V!大宮は連覇、後輩の頑張り称える「森田は信頼できる」

[ 2021年1月18日 05:30 ]

大宮記念を優勝した平原康多
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 平原康多(38=埼玉・87期)が2年連続8回目の大宮記念優勝を飾った。平原の記念優勝は前回立川に続いて通算26回目。

 レースは森田―平原―佐藤―清水―合志―岩本―東―鈴木―河野で周回。打鐘で鈴木―河野が上昇も岩本―東が斬る。打鐘すぎ4角から森田―平原―佐藤が岩本を叩いて主導権。鈴木―河野が追い上げて続く。

 最終2角6番手の外並走から清水―合志が捲る。清水のスピードは良かったが平原が合わせて踏み込む。平原―佐藤で抜け出した。

 平原は「(準決同様に前を任せた)森田はレースがうまいし競輪ができる。今まで付いた選手の中でも森田は信頼できる。森田のカカリは良かったけど(捲った)清水のスピードはさすがだったので踏ませてもらった」と後輩の頑張りを称えてレースを振り返った。

 昨年末のグランプリで「ワッキー(脇本)と走っていろいろと考える部分が見つかった」。今年に入り、さらなる進化を目指して立川記念、大宮記念を走った。

 グランプリ→立川記念→大宮記念のローテーションは関東のエースの年末年始の大仕事。記念連続優勝で順調な滑りだしを見せた平原は「一戦一戦頑張るだけだし、G1を優勝してグランプリに出るという目標はずっと変わらない」。次は今年初のG1全日本選抜(2月20~23日、川崎)での優勝を目指す。

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2021年1月18日のニュース