【浜名湖・クイーンズCシリーズ優勝戦】海野 ピンチ乗り越えV締め!ピット離れ劣勢&強烈ツケマイ何の

[ 2021年1月1日 05:30 ]

<クイーンズクライマックス最終日>11Rシリーズ優勝戦を制した海野ゆかりはトロフィーを手に笑顔でサムアップ(撮影・村上 大輔)
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 「シンプルに、うれしいです」。共同インタビューの第一声で、海野は素直に喜びを表現した。

 本番はピンチの連続だった。ピット離れがやや劣勢で、1周1Mでは竹井がツケマイで強襲。「今年の仕上がりだったら、完璧に負けてた」と振り返るが、冷えて仕上がった舟足のアシストもあって続く2Mで突き放すと、最後はファンの声援に応え、小さくガッツポーズでゴールした。

 深川麻奈美の欠場で「(前検で)水面にボートを下ろして知った」ドリーム戦繰り上がりから始まった6日間。「直前の大村から雰囲気が良くなった」こともあり、激動の一年を気分良く締めくくることができた。

 今日からA1復帰。「最終的には12人に残れるように…」と21年の抱負を口にする海野には、当地レディースチャンピオン(8月4~9日)での活躍を期待したい。

 ◆海野ゆかり(うんの・ゆかり)1973年(昭48)11月28日、広島市出身の47歳。広島支部の71期生として92年11月、宮島でデビュー。G1は04年・多摩川と16年・津のレディースチャンピオンで2V。同支部の上平真二(75期)とは生年月日が一緒。同期に岩崎芳美、馬袋義則、山崎智也、深川真二ら。1メートル65、45キロ、血液型O。

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2021年1月1日のニュース