【大井・東京2歳優駿牝馬】ケラススヴィア 重賞連覇!無傷4連勝締め「桜花賞に向かいたい」

[ 2021年1月1日 05:30 ]

東京2歳優駿牝馬で無傷の4連勝を決めたケラススヴィア(TCK提供写真)
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 20年南関東のラスト重賞となる「第44回東京2歳優駿牝馬」(S1)が12月31日、大井競馬場で行われた。2番人気のケラススヴィアが逃げ切り優勝、前走ローレル賞に続く重賞連覇を成し遂げた。

 「もう少し道営勢が行くと思っていたが二の脚が速かった」と絶好のスタートを切ると森は迷いなくハナを奪った。その後も後続がつつくこともなかったことで楽々とマイペースに持ち込んだ。こうなれば能力全開。「3コーナーの手応えでやったと思った」と森が振り返るように3馬身半差の決着も必然だった。

 「手応え通りに脚が使えるし、精神面でも落ち着いて2歳馬離れしている」と森も高評価を与えた。デビューから無傷の4連勝で2歳を締めくくり、迎えるクラシックシーズン。2日連続で重賞制覇した小久保師は「ユングフラウ賞(2月23日)から桜花賞(3月31日)に向かいたい」と宣言してS1獲りへ照準を合わせていた。

 ◆ケラススヴィア 父サウスヴィグラス 母レディパッション(母の父ネオユニヴァース) 牝2歳 浦和・小久保智厩舎 馬主・小田吉男氏 生産者・北海道新ひだか町のヒサイファーム 戦績4戦4勝 総獲得賞金3770万円。

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2021年1月1日のニュース