ディープインパクトの死から1年…武豊「この世にいなくても凄い馬」

[ 2020年7月31日 05:30 ]

死から1年たってもなお存在感のあるディープインパクト
Photo By スポニチ

 天国の父にも娘の吉報が届いたに違いない。30日、ディープインパクトが死んで1年を迎えたが、その日にアイルランド調教馬ファンシーブルーが歓喜のG1を父にささげた。日本でも今春は産駒のコントレイルが無敗でダービーを制覇。セレクトセールでは産駒の「シーヴの2019」が1歳セリ史上最高額となる5億1000万円(税抜き)で落札され話題を集めた。キズナ、リアルインパクトといった跡継ぎも種牡馬として活躍中。ディープインパクトの“存在感”は変わらず世界で輝きを放ち続ける。

 ▼武豊(現役時の主戦)今年のセレクトセール、当歳セリに産駒がいないのを見て、そこで少し(死を)実感しました。残る世代から、またいい馬に乗って、ディープを超えるような馬が出ればいいですね。海外でも産駒はG1を勝っているし、この世にいなくても凄い馬。残された馬もたくさんいるし、そういう馬たちが活躍して、さらに名声を高めてほしい。

続きを表示

2020年7月31日のニュース