古豪アピア復活だ!22日ゲートイン「スポニチ賞第10回習志野きらっとスプリント」

[ 2020年7月21日 05:30 ]

短距離重賞4勝の古豪アピアは2年ぶり2度目の習志野きらっとS制覇を狙う
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 地方競馬スーパースプリントシリーズファイナルの地方交流「スポニチ賞第10回習志野きらっとスプリント」が22日、ゲートイン。今年から優勝賞金3100万円のS1と格上げされたベストスプリンター決定戦。日本全国から14頭が集結した同レースの有力馬をピックアップした。なお、同レースは21日から前売りされる。

 注目度No.1は18年のこのレースの覇者で1000メートル戦【7100】とパーフェクトな成績を誇るアピアだ。昨年のアフター5スター賞4着後、長期休養に入って、復帰戦となる予定だった今年4月30日の地元・大井のオープン戦をアクシデントがあって取消。それから仕上げ直しただけに約11カ月ぶりの実戦となる。渡辺和師は「休み明けでも問題ないと思っている。ただ年齢が9歳だけにどうか。能力的にはあっさり勝っても不思議はない」と静かに闘志を燃やす。古豪復活の走りに注目だ。

 勢いならここ2戦、2、3着と調子を上げてきたクイーンズテソーロも侮れない。「1200メートルでも長いくらい。距離短縮は間違いなくいいし、このメンバーでもいい競馬ができそう」と荒山師も手応えを感じている。充実の5歳、本格化の予感だ。

 1000メートル戦2戦2勝。今年1月の船橋記念を快勝した実績が光るキャンドルグラスが地元短距離重賞連覇へ意欲を見せる。「前走後厩舎で調整して良い感じに仕上がった。力は十分足りる」と川島一師の言葉も力強かった。

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2020年7月21日のニュース