【津・マスターズC】(1)村田、初体験で絶頂へ!インは譲らない「深くなっても覚悟している」

[ 2020年4月26日 05:30 ]

村田修次(撮影・井垣 忠夫)
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 無観客のファイナルになっても画面にくぎ付けとさせる好メンバーが集結だ。節イチ足で予選1位通過の村田修次(46=東京)が準優も押し切って1号艇を得た。マスターズC初出場で初戴冠となれば、13年びわこ大会V江口晃生の48歳2カ月10日の記録を抜く大会史上、最年少優勝となる。

 充実している村田。唯一、オール2連対をキープして優出を果たした。成績が示す通り3拍子そろった仕上がりだ。「気負うことなくいい状態で臨めている」と気力も充実している。

 トップ級の足に心技体もそなわってV条件は整った。外には進入から強気に攻める前本、西島、松井らがいるが、「インが深くなっても覚悟している」。ポールポジションは絶対に譲らない構えだ。生命線の行き足は仕上がっていて深い起こしでもSは問題ない。13年ぶりのG1制覇へ、抜群のパワーと切れ味鋭いSを披露して他を制圧する。

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