【川口・SS王座決定戦】青山 令和初王者!賞金自身初1億円突破でMVP確定

[ 2020年1月1日 05:30 ]

<SS王座決定戦>レースを制し、シャンパンシャワーをする青山(撮影・郡司 修)
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 川口オートレースのSG「第34回スーパースター王座決定戦」は31日、最終日12Rで争われ、青山周平(35=伊勢崎)が10周回を逃げ切って1着。SS王座は15年以来2回目、通算7回目のSG優勝を飾った。2着は早川清太郎(37=伊勢崎)、3着は永井大介(42=川口)。

 2万3438人が見守った大みそか決戦。寒風吹きすさぶ川口走路を切り裂き、Vゴールを駆け抜けたのは“ブルーモンスター”青山だった。競走車から立ち上がって両手でガッツポーズ。「サイコーです!」と喜びを爆発させた。

 試走タイムはメンバー中ワーストタイ。「これやっちゃったと思ったけど、風を味方につけようと思った。みんな乗りづらいのでそれを利用した」。インコースからハナを切って先行態勢。終盤は永井、早川の猛追を受けたものの、「ペースが落ちるのは自分の短所。レースを盛り上げる長でもある(笑い)」と逆転を許さず“青山劇場”を締めくくった。

 年間SG3勝で年間取得賞金は自身初の1億円を突破。初のMVPを確定させた。「夢の大台。うれしい。エンジンが誰よりも安定し、かつ周囲のサポートに恵まれた」と話した。休む間もなく2日開幕の川口普通開催で仕事始め。「帰って子供たちと餅をついて、(前検日は)ギリギリに入りますよ」と表情を緩めた。

 ◆青山 周平(あおやま・しゅうへい)1984年(昭59)12月5日生まれ、千葉県市原市出身の35歳。伊勢崎支部所属。11年7月8日登録の31期生。同期は鐘ケ江将平、佐藤摩弥、岩田裕臣ら。通算47V(SG7V、G1・12V、G2・4Vを含む)。1メートル63、53キロ。血液型O。

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2020年1月1日のニュース