【AR共和国杯】高倉 マーズと感謝のVを!4F53秒0「負荷をかけ過ぎないようにした」

[ 2019年10月31日 05:30 ]

<アルゼンチン共和国杯>高倉騎手を背に坂路を駆け上がるノーブルマーズ(撮影・亀井 直樹)
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 【東西ドキュメント・栗東=30日】アルゼンチン共和国杯に出走するノーブルマーズの鞍上には、デビューから一貫して高倉が起用されている。今回で38戦目。高倉の「吉木(伸彦)オーナーと宮本先生に感謝しています。なんとか重賞で一緒に口取りの写真を撮りたい」の願望に気持ちがこもるのも当然か。

 坂路単走の追い切りは荒れた時間帯で4F53秒0~1F12秒7。菱田が「抜群の行きっぷり」と水を向けると、高倉は「2500メートルのレースだから抜群の行きっぷりはいらないけどね」と苦笑いしつつ「馬場の割に速くなったけど、距離と輸送を考えて負荷をかけ過ぎないようにはしました」と説明。「追い切りの時は長アブミですよ。(短く)詰めたら落とされるくらい元気」と、高倉でないと知り得ないノーブルマーズの内面も披露してくれた。今年の宝塚記念でも6着と健闘し、小倉記念3着→京都大賞典4着。重賞タイトルがもう手の届くところにあるのは間違いない。

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2019年10月31日のニュース