【ファンタジーS】戸崎マジック見せる!キャッスル能力絶賛「素質相当」

[ 2019年10月31日 05:30 ]

ファンタジーSでマジックキャッスルに騎乗する戸崎圭太(撮影・西川祐介)
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 スポニチ本紙土曜付コラム「KEITA~LK」でおなじみの戸崎圭太(39)は土曜京都メイン「ファンタジーS」でマジックキャッスルに騎乗。重賞初Vへの手応えを語った。 ファンタジーS

 ――過去2戦とも手綱を取って1→2着。初めてまたがった時の印象は?

 「新馬戦の前の稽古が最初だったが、とても素軽くてバネの利いたフットワークをしていた。ディープインパクト産駒の良いところが出ていると思った」

 ――新馬戦は福島芝1200メートルで4馬身差の圧勝。

 「1200メートルの馬というイメージはなかったが、レースでは強さを見せてくれた。まだまだ余力があったし、次も楽しみになる勝ち方だった。やはり距離は延びても大丈夫というか、もっとあった方がいいのでは…という感覚だった」

 ――2戦目は2カ月半の間隔を空け、中山芝マイルのサフラン賞を選択した。

 「追い切りに乗った時には、初戦に比べて少し硬くなった印象を受けた。新馬戦の時の方が、弾むような感じがあったと思う」

 ――結果は2番手から粘り込んで首差の2着。

 「展開的にマークされる形になったがそれでも着差はわずか。少し硬さが出ていたことも考えると、改めてポテンシャルの高さを実感する内容だった」

 ――今回は中4週と間隔を詰めての出走になる。

 「中間の稽古には乗っていないが、陣営からは“前回の硬さはなくなった”と聞いている。前走以上の走りが期待できるはず。まだまだ成長段階だが、素質は相当いいものがある」

 ――京都芝1400メートルの適性や輸送については?

 「福島の1200メートルをこなしているので、1400メートルに距離が短縮されるのは全く心配していない。ただ、繊細な面があるだけに長距離輸送は課題になる。体重を減らすことなく、うまくクリアしてほしい」

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2019年10月31日のニュース