【シャーガーC】菜七子 英国からとんぼ帰り 12日に重賞初制覇を目指す

[ 2019年8月11日 00:30 ]

 国際騎手招待レース「シャーガーC」が10日(日本時間同日深夜)、英国のアスコット競馬場で行われた。日本の女性騎手として初めて招待された藤田菜七子(22)は第1、2戦は共に8着で終えたが、続く第3戦で中団から伸びて4着を確保。初の5ポイントをゲットした。

 第4戦はハナを切る積極策も最下位10着に沈んだが、最終騎乗となった第5戦で大外を追い込んで5着。残念ながら勝利することはできなかったが、初出場で5戦中2戦で計8ポイント獲得と健闘した。個人戦1位に贈られる「シルバーサドル賞」は女性選抜のチームメイトである英国のターナーが2勝2着1回の好成績で2年連続で獲得した。

 菜七子はきょう11日に英国からとんぼ帰りで日本に帰国。12日には盛岡で行われる交流G3クラスターCでコパノキッキングに騎乗し、重賞初制覇を目指す。英国&22歳初勝利はならなかった菜七子だが、尊敬する女性騎手ターナーの技術を目の当たりにしたのは大きな財産。この経験を生かし、今度は夢の重賞タイトルに挑む。

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2019年8月10日のニュース