【七夕賞】菜七子がサーベラス騎乗、兄弟子との対決も

[ 2019年7月3日 05:30 ]

七夕賞でゴールドサーベラスに騎乗することが決まった藤田

 海外制覇の次は念願の重賞Vだ。6月30日にスウェーデンで行われた国際女性騎手招待「ウィメンジョッキーズワールドカップ」で総合優勝を飾った藤田菜七子(21)が、今週末のG3七夕賞(7日、福島)でゴールドサーベラスに騎乗することが2日、決まった。JRA重賞騎乗は15度目となる。

 前走・谷川岳S4着からのコンビ継続。騎乗を依頼した清水英師は「前走も上手に乗ってくれた。海外で勝って勢いがついてタイミングもちょうどいい」と期待。馬についても「精神的な余裕ができて、攻め馬でも言うことを聞くようになってきた。距離はマイルがベストで微妙だが、チャンスはある」と力を込めた。

 菜七子は2日に帰国。3日はサーベラスの追い切りには騎乗しないが、他馬の調教には騎乗する予定。「これまでお世話になった方々に少しでも成長した姿を見せられたかなと思う。これからも自分のできることを積み重ねていきたい」と決意も新たに臨む。

 七夕賞には兄弟子の丸山(ベルキャニオン)、野中(アウトライアーズ)も騎乗予定で、兄弟子との対決も注目される。7月7日の七夕賞。菜七子がJRA女性騎手初の重賞制覇で今週も歴史に名を刻むか。

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2019年7月3日のニュース