【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】2日中京10R 尾張の関東馬対決をニシノコトダマが制す

[ 2019年2月2日 08:00 ]

 ついにフェブラリーSで実現する運びとなった、JRA唯一の女性騎手である藤田菜七子のG1初騎乗。それも重賞2勝を含む4連勝中で有力視されるコパノキッキングとのコンビとあって、単に参加するだけではない。地道な努力を積み重ね、オーナーとの深い信頼関係を築いた結果。G1の中では“地味”と言わざるを得ないフェブラリーSが、今年はレース史上最大級の盛り上がりとなるだろう。レースまであと2週、人馬とも無事に大一番を迎えてほしいと心から思う。

 本日の当欄では中京10R・ごぎょう賞をピックアップ。関東から遠征する3頭のV争いで、◎にはニシノコトダマを指名する。4カ月の休み明けで昇級戦だった2走前のオキザリス賞(東京ダート1400メートル)は先行して1秒9差の8着と大失速したが、ひと叩きされた前走の500万下(中山ダート1200メートル)ではガラリ一変。過去3戦とは一転した後方待機策から長くいい脚を使い、0秒3差の3着まで差し込んだ。走破タイム(1分11秒9)も速く、500万クラスでの能力上位を実証した形。中京は初めてだが、同じ左回りの東京新馬戦で2着しているだけに問題なく対応可能。攻め気配はさらに上向きで、2勝目の好機だ。

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2019年2月2日のニュース