【梅ちゃん先生　特別編】２日東京９Ｒ　いっぺー、ちびらーさんどー

　本日の勝負は東京９Ｒ・春菜賞のチビラーサン。「チビラーサン」とはウチナーグチ（沖縄言葉）で「きびきびしている」。転じて「素晴らしい」の意味でも用いられている。「いっぺー、ちびらーさんどー」（とても素晴らしいね）などと日常会話で使われているのだ。

　４４０キロ前後の小柄な牝馬だが、その動きはまさにチビラーサン。「馬名の通りですよ。馬場ではきびきびしていて、馬房に入ると超可愛い?」と、中舘師は目をハート形にして笑う。前走・フェアリーＳ（８着）では小回り中山で痛恨の出遅れ。ブービー１５番手追走を余儀なくされたうえ、先行馬有利な超スローペースでは０秒２差まで追い込むのが精いっぱいだった。

　名より実。当初予定していた次週のクイーンＣから１週前倒しして自己条件に回ってきたとあれば、うちなーんちゅ（沖縄人）ならずとも勝負だ。レディードリーとスイープセレリタスが相手本線。