【オールカマー】アルアイン 手応えある2着!気性面が成長

[ 2018年9月24日 05:30 ]

<オールカマー>レイデオロ(左)に抜かれ2着に終わったアルアイン(撮影・村上 大輔)
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 アルアインは道中離れた2番手から直線で満を持して先頭へ。セントライト記念を制したジェネラーレウーノのVTRのような勝ちパターンだったが、一つ違ったのはダービー馬がいたこと。レイデオロに内から首差だけかわされて2着に敗れた。それでも3着には3馬身差と皐月賞馬のプライドを示す内容。初騎乗の北村友は「道中気分良く走ってくれたし、追いだしてから反応もしてくれた。坂上で脚色が鈍ったのは休み明けの分かも」と振り返った。

 皐月賞以来の勝利はならなかったが、今後に向けての収穫はあった。4月の香港遠征(クイーンエリザベス2世C=5着)では調教をごねるなど気性面の課題を露呈したが「パドックでまたがって返し馬からレースまで、機嫌を損ねないように気をつけた」(北村友)と、この日は“悪癖”を見せなかった。池江師も「今日は自分の競馬はできた」と納得の様子。次走は未定だが、G1・2勝目は手が届くところまで来ている。

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2018年9月24日のニュース