【オールカマー】ダンビュライト3着…武豊は位置取り悔やむ

[ 2018年9月24日 05:30 ]

<オールカマー>3着に終わったタンビュライトの武豊。この日の勝ち鞍はなく4000勝は来週以降に持ち越しとなった(撮影・村上 大輔)
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 前人未到の大記録達成は29日以降に持ち越しとなった。JRA通算4000勝まで残り3勝としていた武豊は、中山競馬場で7鞍に騎乗。11R「オールカマー」での3着が最高だった。

 同レースで騎乗したダンビュライトについて、武豊は「今日はゲートの中でうるさくて、その分、取りたいポジションが取れなかった。馬場入りの時からテンションが高かったし、だんだんと(父の)ルーラーシップらしさが出てきたかも」と振り返った。ゲートでつまずいて中団のインへ。終始馬群に包まれながらも直線はジワジワ脚を伸ばしたが、2着馬アルアインから3馬身離されての3着と完敗。同馬を管理する音無師も「天皇賞は賞金的にピンチかもしれない」と落胆の表情を浮かべた。

 9月に入って「早く区切って気持ちを楽にしたいのが本音」とも心境を明かしていた名手は、29日は阪神、30日は中山で騎乗予定。10月1週目のJRA3日間開催(6〜8日)は、凱旋門賞(同7日)でフランス遠征中で騎乗できないだけに、今月中に決めたい。

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2018年9月24日のニュース