【宝塚記念】パフォーマ85点、刀のような耳と目で“圧倒”

[ 2018年6月19日 05:30 ]

馬体の随所に鋭さがうかがえるパフォーマプロミス
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 パフォーマプロミスは馬体重450キロ前後と牡馬にしては小粒ですが、随所に鋭さがうかがえます。切っ先鋭い刀のように立てた耳、鋭い目つき。横からレンズを向けるカメラマンが思わず腰を引くほどカン性が強いそうです。小さくても鋭敏だった父ステイゴールドの特徴をそのまま受け継いでいるのでしょう。

 馬体の迫力は500キロの大型馬にも見劣りしません。豊富な筋肉量で張りに満ちた肩とトモ。その筋肉は非常に繊細で柔軟性に富んでいます。疲れがたまりづらいでしょう。首もスラリと抜けているので距離に融通が利くはずです。ひ腹にも十分な張りがあって、力強さを感じさせます。四肢は丈夫。腱がしっかりと浮き出ています。あえて欠点を探せば、前肢蹄の角度が左右で異なる点ですが、球節(脚元の負担が最もかかる部位)にダメージが見られないので問題ありません。

 小粒でも鋭敏さを示す立ち姿です。G1初出走ですが、小敵と見て侮るなかれ。

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2018年6月19日のニュース