藤田元騎手 地方競馬で復帰へ「応援してくれたらよろしいやん」

[ 2017年3月15日 05:30 ]

元JRA騎手の藤田伸二氏
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 藤田伸二元JRA騎手(45)がホッカイドウ競馬での騎手復帰プランがあることを自身の公式サイトで発表した。2015年の9月に突然の引退を表明してから約1年半、生まれ育った北海道への恩返しとともに「復帰することで地方競馬が盛り上がってくれるなら、ファンが喜んでくれるなら…」とコメント。また「筆記試験不安やなあ」と語る一方「やるからには全力でやりたいし、体力的にはジムで仕上げてるから復帰にあたって大きな障害ではない」と自信をのぞかせた。この日、一部メディアが報じた記事に反応したもの。

 91年に栗東・境直厩舎所属で中央競馬デビュー。1年目からノーザンコンダクトでラジオたんぱ杯3歳Sを制し重賞初勝利。2年目にはタケノベルベットでエリザベス女王杯を制しG1初制覇。その後もダービー、オークス、有馬記念など17(11年・南部杯含む)のJRA・G1タイトルを手にし、通算1918勝を挙げた。現役時代は自分にも周りにも厳しく、フェアプレーに徹したことでも知られている。また、自身の著書では競馬界、騎手界への忌憚(きたん)のない意見も述べていた。

 公式サイトの最後には「色々なハードルはあるし、今回のはあくまでもプラン」としながらも「もし騎手として復活できたあかつきには、みんな応援してくれたらよろしいやん!」と締めくくり、復帰に前向きな姿勢を示した。

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2017年3月15日のニュース