【チューリップ賞】ディープ産駒カワキタエンカが番狂わせを狙う

[ 2017年3月3日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=2日】桜花賞と同舞台で行われるチューリップ賞は、昨年の2歳女王ソウルスターリングや、リスグラシューなど今年も好メンバー。15頭の登録があったが、相手を見極めてか3頭が回避した。そんな中、一発を狙っているのがカワキタエンカ。浜田師の言葉が頼もしい。

 「ディープインパクト産駒でいいものを持っている。跳びが軽くて理想は良だけど、これまで重馬場しか走ったことがないので…。奇麗な馬場で、うまく折り合いが付けば楽しみはありますね」

 デビュー2戦はタフな芝での消耗戦。得意な条件ではない中で、持ち前の勝負根性を発揮して地力の高さを示した。主戦の和田は「一生懸命走るタイプで、まだ底を見せていない。未知の魅力はある」と秘めた素質に期待を寄せる。週末の関西地方は雨の心配はなさそうで、このレースもディープ産駒が6年連続で馬券に絡む活躍。血が騒げば番狂わせも――。細原は期待せずにはいられなかった。

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2017年3月3日のニュース