金沢ベテラン平瀬、南関期間限定騎乗で初勝利

[ 2017年2月17日 05:30 ]

大井16日7Rで17年初白星を挙げた平瀬騎手
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 【地方競馬です!!】1月1日から南関で期間限定騎乗中の平瀬城久騎手(くにひさ、37=金沢、期間中は大井・立花伸)が16日、大井7Rをフロリダブルーで勝ち、期間限定騎乗での初勝利を挙げた。大井での勝利もこれが初めて。前走に続き2戦目のコンビだった同馬。「前回はゲートを出てからの走りが調教の感じと少し違ったこともあり、3着で悔しい思いをした。今回はそこに気をつけながら勝たせることができて良かった」と笑顔がはじけた。

 16日時点で通算1207勝(重賞33勝)を誇る金沢のベテラン。近年では12年の笠松・オグリキャップ記念など、重賞5勝を挙げたジャングルスマイルとのコンビが印象的だ。また金沢以外に10年韓国、13年マレーシアでも騎乗するなど、地元にとどまらない活躍を見せている。南関で限定騎乗を行うのは初めて。「金沢では多頭数での競馬はあまりないので面白いし、騎手の腕も問われるので燃えます。機会があればまた来たい」。短期間だが収穫があった。

 17日が南関での最終日。3、5、6、9Rの4鞍。6Rアポロゴールドは前走に続き騎乗する。その前走は、好位から粘って勝ち馬と0秒3差の5着に好走。「調教もつけていて具合は悪くないし、いい競馬をさせたい。一つでも多く勝って帰りたい」と気合を込めた。(秋田 麻由子)

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2017年2月17日のニュース