【ジャパンC】アクター吉田隼の逃走宣言に中川師「実際は逃げない」

[ 2016年11月25日 05:30 ]

ゴールドアクターを管理する中川公成調教師
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 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、ジャパンCにゴールドアクターで挑む中川師を直撃した。

 ――ゴールドアクターの前走(オールカマー1着)ですが仕上がり具合は?

 中川師 次のジャパンCを見据えていたので少し緩い状態ではあったけど十分に走れるデキにはなっていました。

 ――レースを振り返ってください。

 道中の折り合いがついていたので最後まで安心して見ていられました。当日のテンションが上がり過ぎなければ、あのくらい走れることを改めて証明してくれてよかったです。

 ――追い切りはウッドで併せ馬。先行馬に外から併せていきました。

 誘導した馬が少し内へ行きたがる面のある馬でした。だから最初から外へ行くようにお願いしておきました。

 ――動きはどう見えましたか?

 良かったですね。前走もそれなりに乗り込んでいたつもりだけど、いくら調教で動かすよりも一度競馬を使った方が心肺機能ができるのでしょう。前走時よりズッと良くなっていると感じました。

 ――吉田隼人騎手は「逃げても良い」と言っていると聞きました。

 実際に逃げることはないと思います。ただ、地力はあるので下手にスローになるようなら行っても構わないということでしょう。

 ――東京はアルゼンチン共和国杯を制した舞台。

 番組の都合上、このところ中山を中心に勝ってきたけど、元々東京でも実績のある馬。左右の回りとかコースに関しては何も心配していません。

 ――ジャパンCは父スクリーンヒーローも勝っているレース。

 血統的にも絶好の舞台。父子制覇ができるように何とかこのまま良い状態でレースに臨ませたいです。

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2016年11月25日のニュース