【香港C】日本馬大挙参戦!ヒカリ&モーリスの有終Vに期待

[ 2016年11月25日 05:30 ]

 海外馬券発売第4弾「香港国際諸競走」(12月11日、香港・シャティン)の選出馬が24日、JRAから発表された。4競走ともに、出走可能頭数いっぱいの14頭が選出された。そのうち日本からは13頭が出走を予定。また、出走馬の回避などで地元香港馬が繰り上がりで追加選出される場合もある。最終的な出馬投票は12月8日に行われる。

 メイン格の香港カップ(優勝賞金1425万香港ドル=約2億720万円)にはラストランを迎える日本馬2頭が注目の的。昨年の香港カップで見事な逃げ切り勝ちを飾ったエイシンヒカリはレーティング129と断トツ。2番人気に推された天皇賞・秋(12着)は休み明けも影響して逃げ粘れなかったが、得意のシャティンで有終Vの期待が高まる。同じく引退戦のモーリスはシャティンでは昨年12月香港マイル→今年5月チャンピオンズマイルでマイルG1連覇中。今秋は天皇賞・秋で2000メートルを克服した。勢いではヒカリを上回り、JRAオッズでは1番人気が濃厚だろう。

 地元香港勢ではレーティング上位の14年香港カップ優勝馬デザインズオンロームは20日のジョッキークラブCで最下位9着と勢いを欠く。むしろ、同レース快勝のシークレットウェポン、同2着の8歳古豪ミリタリーアタックが不気味。日本からは天皇賞・秋3着のステファノス、2000メートルのスペシャリストのラブリーデイも有力で、日本馬の上位独占も夢ではない。

 ◆発売要項 発売開始時刻は12月11日午前10時で、締め切りは各競走の発走予定時刻の4分前。インターネット限定(A―PATと即PAT)で発売される。

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2016年11月25日のニュース