【天皇賞・秋】ヒカリ 絶好1番枠で“逃げ宣言”坂口師「すぐ行ける」

[ 2016年10月28日 05:30 ]

厩舎周りを歩いて運動するエイシンヒカリ
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 絶好1番枠を引き当てたのは“逃げ宣言”のエイシンヒカリ。坂口師は「欲を言えば偶数枠が良かったけど、いいんじゃないか。(東京芝2000メートルは)外枠からはなかなか行けないし、内だったらすぐに行ける」と満足顔で話した。

 9番枠だった昨年の天皇賞・秋(9着)は、内から飛び出したクラレントに先手を奪われる想定外の展開に。今年、気になる存在はそのクラレントに騎乗していた田辺が手綱を取るロゴタイプだ。「無理して2頭ともつぶれてもしょうがないし、向こうが控えてくれるでしょ。そんなバカなことはせんやろ」と決戦を前にけん制していた。

 追い切り翌日の木曜は引き運動でクールダウン。「変わりない雰囲気で、落ち着いている」と師。28年もの間、逃げ馬たちがはね返されてきた秋盾の壁。ジンクス打破へ、最高のスタート地点から国内最後の逃走劇を敢行する。

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2016年10月28日のニュース