【安田記念】イスラボニータ復調ムード 逆襲へ状態も舞台も絶好

[ 2016年6月1日 05:30 ]

 逆襲のイスラボニータが復調ムードを漂わせている。31日は坂路2本で軽めの調整。坂路調教になると見せる“首をかしげる”ようなフォームで、4F65秒7をマークした。横田助手は「ここを目標にやってきた。ここまではいい状態で来ている」と納得の表情だ。

 約3カ月ぶりだった2走前の中山記念(9着)は、蛯名が「最後は走る気がない感じ。原因が分からない」と振り返る直線での大失速。思わぬ大敗に不安は募ったが、その休み明けを叩かれた前走・大阪杯(5着)では闘志あふれる姿が戻ってきた。鞍上は「ここ数戦を見る限り、使った方がいいタイプ。今回のローテはいいんじゃないか」と好状態をアピールした。

 蛯名が「久しぶりに相性のいい東京になる」と歓迎するように、東京コースは【4・1・3・1】の好成績。過去3戦走ったマイルも全て馬券圏内に入っている。「年度代表馬もいて相手は強いけど、どこまでやれるか」。14年皐月賞以来のG1制覇へ。イスラ好走の条件はそろっている。

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2016年6月1日のニュース