菜七子、5鞍騎乗も最高7着…同期木幡巧初Vに「刺激?なりました」

[ 2016年3月28日 05:30 ]

ミディに騎乗し7着でレースを終えた藤田

 注目の新人騎手・藤田菜七子(18)は27日の中山で5鞍に騎乗。2R・ミディの7着が最高で、JRA初勝利はこの日もお預けとなった。

 8Rのヴェアリアスサマーは2番人気と高い支持を集めた。好スタートで飛び出したが、内から競りかけられてハナを譲る厳しい展開に、直線は後退して10着。レース後は20分以上もパトロールビデオを見ていた菜七子は「あっという間の1カ月でした」と悔しさを隠さず振り返った。この日は同期の木幡巧が一足先にJRA初勝利(1日2勝)を挙げる活躍。「刺激?なりました。また頑張ります」と気丈に前を向いた。

 24日の浦和ではうれしい初勝利(1日2勝)を飾り、着実に腕も磨いている。師匠の根本師は「競馬は甘くないね。なかなか花は持たせてくれない」とエールを送った。来週4月2、3日は中山で騎乗予定。念願のJRA初勝利に向けて菜七子がまい進する。

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2016年3月28日のニュース