【ファルコンS】ミスターX シュウジ距離短縮で真価発揮

[ 2016年3月19日 05:30 ]

 中京11R・ファルコンSはシュウジ。前向きすぎる気性でレースはいつも全力なタイプ。近2走のマイル重賞では体力が持たなかったが、今回は新馬V以来の中京7F戦。待ちに待った距離短縮で真価を発揮する。

 行きたがって5着に沈んだ朝日杯FS。陣営はその後の中間での成長を実感している。最終追いは坂路でショウナンアヴィド(3歳500万)を追走し併入。4F50秒3はこの日の2番時計で、ラスト1F12秒0は抜群の伸びだった。須貝師は「前駆だけで走っていたのが、今はトモに力が付いたことでしっかり走れている。今は稽古でも折り合いが付く」と胸を張る。NHKマイルを狙うなら、折り合い面の改善は必須だ。ここで心身ともに進化を示したい。馬単(9)から(5)(8)(11)(15)(16)(17)。

 阪神11R・若葉Sは連勝中のアドマイヤダイオウだ。デビュー3戦で2勝。唯一勝てなかった新馬戦(3着)は、V馬が2歳王者リオンディーズなら仕方がない。隠れたクラシック候補を見逃すな。

 前走・梅花賞(1着)は早めに仕掛け、3角で先頭へ立つ競馬。競り合った先行勢はバテバテになったが、同馬だけは最後まで脚色鈍らず2着を2馬身半突き放した。自分から動いて勝利をもぎとる強い内容だった。また、当日の芝はたっぷりと水分を含んだ重馬場で、スピードだけでなくパワーも証明した形。土曜阪神は雨予報。天もダイオウに味方する。馬単(7)から(3)(4)(6)(8)(9)。

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2016年3月19日のニュース